建築設計をその場所の新たな環境を創ることと捉え、手に触れるものの詳細から広域スケールまで、ひとつながりものとして扱います。目に見えるものはもちろん、その地域の文化・歴史や人々のかかわりといった、物の形としては見えないものも含めて、その場所と周辺環境の様々な要素と向き合い、読み解き、その場所にふさわしいあり方を模索します。本研究室では、実在のプロジェクトに取り組みながら、空間に関する理論および調査・研究・設計に関する手法を学び、空間的な問いと解決手法によって社会に貢献していくことを学んでいきます。